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Don't Ring Me Up!! [LIVE レヴュー]

PROTEX GIG IN JAPAN 2013
Belfast Power Pop Punk
@新宿red cloth(2013.6.16)

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 雨が続いてうっとおしい梅雨の一夜、新宿red clothでスカッと盛り上がったぜ。
 
 PROTEXの来日公演2DAYSの2日目!70年代終わりから80年代初期にかけてのあの雰囲気がここにはあった。

 1曲目の“Just Want Your Attention”からアンコール最後の“Strange Obsessions”(2度目)まで、セット完全網羅の素敵なライブだった。

 客層は年齢層若かったな〜。見た目明らかにオヤジっていうのはあまりいなかった気がする。女の子はもちろん少ない。

 オリジナルメンバーのフロントマン2人、もう見た目は完全にパンチパーマのおっさんと禿げたオヤジって感じだが、なんかパンクだった〜カッコ良かったよ。ロックンロールし続けるっていうのは、内田裕也みたいなんじゃなくてこういう感じだろ。





 GIG in JAPAN!!!!




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MAVERICK KITCHEN VOL.5 [LIVE レヴュー]

『MAVERICK KITCHEN VOL.5』
@恵比寿リキッド・ルーム(2013.5.4)

 3ヶ月ぐらい放置してたら何か広告が出まくりになってた・・・。

 さて、俺の2013年ゴールデン・ウィークの唯一のお楽しみ。タワレコ主催のイベント『MAVERICK KITCHEN』!今年は5周年!ということなのか、例年にも増して出演バンドも多く、開演時間も早いのだった。そして俺もなんだかんだで毎年参加してる、皆勤賞だよ。

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 昼前には恵比寿に到着。祝日のまったりとした空気の中リキッド・ルームへ。早めに来た甲斐があって、一番後ろのテーブル&椅子をゲット。これから10時間足らず、先は長いからね〜。

 トップは、今回最年少のOKAMOTO'S。このイベントでしか観たことないけど、相変わらずのテク満載。が、バンドとしてのグルーヴはあんま伝わって来ない。もうハマオカモトのベースとレイジのドラムにしか目がいかないや。

 2番手はシズヲバンド。今度はベテラン登場。精力的に活動してるようでバンドも楽しそうな雰囲気だった。

 続いてDOES。“ダズ”って読んでたけど、“ドーズ”って読むのな。前回出た時は2階で休憩してたから今回が初見。予想外の轟音だった。センターボーカルの人のギターを弾く位置を見て、先日亡くなったバタヤンを思い出した。

 続いてまたまた大ベテランの登場、MOSQUITO SPIRAL。BAKIは声出てるな〜。曲調とかは全く俺の好みではないが、KASUGAや穴井さんが頑張ってるのを見ると嬉しくなるな。

 4バンド終わったところでまだ3時!既に俺の持ってきたウィスキーの小瓶は半分以上なくなっている・・・。

 そして俺の期待のTHE BOHEMIANS登場。ここまでのバンドには無かったキラキラしたロックンロールが炸裂。楽しかった。オープニングSEのセンスも最高!ちょっとB級なキラキラ感を持ったバンドなので、消えない程度に売れ続けて欲しい(笑)。

 続いては、これまでの出演バンド、過去の出演バンドと比べても全くの異端、異色のバンド、SLIGHT SLAPPERS。ボヘミアンズの次にハードコアとは・・・!これだからこのイベントは面白い。フロアは熱狂している一部を除いて、後ろの方の女の子は唖然としてたよ。

 まだ半分も来てないのか・・・。ちょっと疲れた所にザ・マックショウ。いきなりのギタートラブルも何のその、安定感ありまくりのステージで楽しかったぜ。もうちょっと長く観たかったな。

 折り返しはOLEDICKFOGGY。これも今回俺が期待してるバンドの一つ。バンジョーやマンドリンをかき鳴らす姿は、曲調も含めてこれまであったアイリッシュ系のバンドとはひと味違う印象を受けた。ボーカルの大男の存在感とポップなのかポップじゃないのか独特の演奏&歌は、迫力があった。CDだとどんな感じになってるのか少し聴いてみたくなった。

 フロアの雰囲気も少し大人になってきて、このイベント5年連続出場のSA。5年前より売れてんのか?と言われれば微妙なところだが、いつも通りのステージでフロアは大盛り上がりだったよ。これからのツアーも楽しみだね〜。

 ここまで全てのバンドを観てきた俺もSAで少し疲れて、ドレスコーズの間は休憩タイム。ちょっとだけ聴いたけどマリーズの時の方が俺は好きだ。

 さあ、いよいよクライマックスへの助走が始まる。KING BROTHERS!ぶっ飛んでた。俺の中で今回のMVP。関西パワー炸裂に盛り上がる俺。やっぱ俺には西の血が流れてるんだと実感したぜ。写真は、ドラムセットをフロア中央に移動して、そこをステージ?!にして煽りまくる彼ら。わけわからん(笑)。
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 昨年に続いて登場したTHE PRISONER。一年ぶりに観たけど安定感が増したね。客のノリも前回以上でちょっと人気も出て来たみたいで良かった。ボーカルのJUNICHIROが赤いベレー帽かぶって出て来たんだけど、ジャイ子にしか見えん・・・w。

 いよいよトリ前、怒髪天。もはや大人気者の彼らが今回アナーキーサポートアクトとは・・・もちろん彼らがアナーキーの大ファンであることは間違いないのだが、おおトリの前に客を大勢呼んで盛り上げろ!という使命もあったのか?!。もちろん会場は大盛り上がりで流石!という感じだったのだけれど、前方の亜無亜危異親衛隊の方たちは微動だにしていなかったのが笑えた。

 ようやくたどり着いた、ラストは17年ぶりの再結成だというアナーキー。怒髪天が終わったすぐから会場に鳴り響くアナーキーコール。俺は正直、そんなに熱心に聴いていなかったのでそこまでの感慨はなかったけれど、最初の曲“パンクロックの奴隷”は新曲らしいし、“東京イズバーニング”も歌詞を変えて現在の時代に合わせて歌っていた。ステージからのダイブは何度も見てるけど今夜の仲野茂のダイブは全く迷いのないダイブで芸術的だった。鳴り止まないアナーキーコールの中、帰途につく。

 来年ももちろん開催されるんだろうけど、どんなサプライズを見せてくれるかな。

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アメイジング すかんち 2013! [LIVE レヴュー]

 すかんち結成30周年記念TOUR Final!!
 アメイジングすかんち 2013
 @渋谷公会堂(2013.2.9)

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 3連休初日、渋谷はいつも以上に賑わっていた。公園通りの坂道をわくわくしなが登る感覚。渋谷公会堂でライブ観るのっていつ以来だろう?

 すかんち結成30周年TOUR Final!!。残念な事故で大けがをしてしまったShima-changが久しぶりにステージに登場する。そう思うだけで早くも胸がいっぱいになってしまうわ。

 ステージは“OK! Baby Joe”〜“恋のT.K.O.”でスタート。ROLLYは昨日の'78年式カジュアルファッションから今日は真っ赤なピチピチのボディスーツ?!細いわ〜。そして目を引いたのが小川文明、髪の毛が短くなってかなり細くなった印象。

 5曲目くらいでドクター田中が歌う“恋人はアンドロイド”、すっかりスタミナ切れキャラ?が板についたドクターは歌い終わると倒れ込み、救急隊に肩をかつがれ一時退場するという演出。ツボを押さえたショウだな〜。

 中盤、いよいよShima-chang登場。ステージ後方にせり上がってくる舞台上、天使の車椅子に座ったShima-chang!手を振りながらステージ前方へ。MCも相変わらずのブリブリ、元気そうで良かった。座ったまま“Sugar Sugar Baby”と“好き好きダーリン”を歌って、退場。会場の盛り上がりがすごかった!暖かい拍手と声援にグッと来たね。

 後半、“必殺のハードラヴ”での佐藤研二のキレキレのベースや、文明&ドクター&ローリーによるギター3台の“スローソンの小屋”、はっぴいえんどのカバー”かくれんぼ”!そして文明さんのプチマジック?wなど見所満載のステージ。アンコール最後で再びShima-chang登場しての“恋のマジックポーション”。いや〜すかんちのファンで良かった!この場所に立ち会えて良かった!

 すかんち再評価の高まり・・・からの夢の武道館公演に向けて、ますます頑張ってほしいね。

 この日のライブが5月にDVD発売、そして6月には再びすかんちでのライブも予定されているとのこと、来るか?!ROLLY再ブレイク!来てほしい!

 今日はずっとコレ、すかんち結成30周年記念ぷらいべぃと盤を聴いてるぜ。

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ROLLY TOKYO MIDNIGHT SHOW [LIVE レヴュー]

「Chocolate Ball」 〜チョコレート舞踏会〜
 AM☆PM
 シークレットROCKBAND
 @渋谷スターラウンジ(2013.2.8)

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 3連休前の金曜日、小畑ポンプ&永井ルイ率いるAM☆PMというバンドのライブ。まあ目当ては対バンのシークレットROCKBANDだったんだけど・・・。

 昔確かハーレーダビッドソンの店だったスターラウンジ。いい感じのライブハウスになっていた。

 AM☆PMが主催のライブなんだけど最初に出てきたのはAM☆PMの方。シークレットが大物!?だからしょうがない。アニソン作家集団なんて言われてるけど、独特の世界を持ったステージでなかなか面白かった。フラッシュゴードンのテーマみたいな曲が良かったな。肉が厚い・・・いや音が分厚い演奏中ドラムを叩くポンプが一瞬高木ブーに見える時があった・・・。

 続いて、シークレットROCKBANDこと新生ROCKROLLYの登場。今夜のグラムロックスターは78年式カジュアル(ベイシティローラーズ風)な出で立ち。こんなに近くでマイギターヒーローを拝めるなんて久しぶりだな。

 つばさギターを抱えたローリー、ギター2台だったから普段よりも歌とギタープレイに余裕が出ると思いきや、いつも通りな感じで歌詞が飛ぶ。シークレット扱いだったから時間も短いのかと思いきや、ガッツリ1時間のステージ。懐かしいROCKROLLYナンバーから”ジャングルブッダ”まで登場したセットには大満足。永井ルイや松本タカヒロ(まっちゃん)との絡みも楽しかったし、そしてまさかのツアー宣言まで。2013年に50歳になる?!というローリーから目が離せない。

 そして今夜(9日)は、渋谷公会堂ですかんち結成30周年TOUR FINAL!!Shima-changも出るとのことで、ちょ〜楽しみなのだ!!



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市川ロックンロール・ナイト [LIVE レヴュー]

 佐野元春&COYOTE BAND
 2012-2013 WINTER TOUR
 @市川市文化会館(2013.2.2)

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 真冬とは思えないぽかぽか日和の土曜日、うちの近所に元春がやってくる!ということで、チャリで出かけた市川市文化会館。東京に来てからは武道館だとか、国際フォーラムといったでっかい会場で観ることの多かった佐野元春。今日は、市民文化会館・・・学生時代に高知の市民会館で観た景色を思い出させる。

 3月発売のニュー・アルバムから、2曲目の“世界は慈悲を待っている”がiTunesで公開された直後ということで、新曲披露にも期待のかかるライブだったけど、80年代〜90年代、00年代そして10年代と元春のキャリアの全ての時代を網羅するセットリスト。素晴らしかった!

 元春の声の調子も良かったし、何よりもコヨーテバンドの演奏が冴えていたね。“アンジェリーナ”や“シュガータイム”の元春クラッシックはもちろん、4曲くらい披露された新曲も良くて、観客の盛り上がりもすごかった。

 ツインリードギターで再現される元春の名曲群、Hobo King Bandでは出せないであろう若さ(笑)に彩られた演奏に元春のシャウトもトーンが上がる。オールドファンからニューカマーまで幅広い世代を満足させられるのはすごいね。

 「CDが売れない時代にライブに来てくれるのはとてもありがたい」という言葉や、「インターネットでは聴きたい曲にアクセスするけれども、ラジオから偶然聴こえてくるロックンロールに衝撃を受けるのも素敵だ」とか「物事はずっとつながっていくんだね」みたいな台詞を嫌みなく、ユーモアを交えてサラリと言える元春はやっぱりカッコいいわ。

 ニューアルバムももちろん予約済みだけど、早く聴きたいよ!




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RUN "SA" RUN!! [LIVE レヴュー]

TOUR "RUN SA RUN 2012-2013"
SA@恵比寿リキッドルーム(2013.1.19)

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 今年のライブ初めは、恵比寿リキッドルームでのSAワンマンショウ!

 昨年のヘビーローテーションだったミニアルバム『境界突破のラプソディ』を携えてのツアーファイナル。11年目を迎えたSAの東京1発目だ。

 その初っぱな、新譜から“RAVEN RAVEN”。何か以外なスタートだ。続いて早くも“GO BARMY KIDS”、フロアは一気にテンションが上がり皆でShoulder to shoulder marching along!!、肩組んでEverywhere!!

 新旧織り交ぜたセットリスト。待ちわびてたコムレイズたちの歓声と笑顔。気づけば汗まみれの中モッシュに飛び込んでいたオレ。

 “VOLCANO”とか速かったな〜、NAOKIが必死にギター弾いてた。

 いや〜楽しかった!、おかげで今日は筋肉痛だけど・・・。

 オレ的に昨日の一番は、“I'M ON FIRE”。



 タイセイ「ここまで来たら宿命よ!」の言葉通り、SAの行く末を見届けてやろう。

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Night of Xmas Raiders [LIVE レヴュー]

 クリスマスに向けての三連休、初日の土曜日はまたまた恵比寿へ。

 Night of Xmas Raiders
 THE WILLARD
 @恵比寿リキッドルーム(2012.12.22)

 30周年アニバーサリーということで、期待も高かったこのライブ。リキッドルームでは、ウィラードカフェなるものもオープンしてたみたいだが、俺が行った時にはもう閉店。同じく2階でやってたジョー・ストラマーの写真展(命日だったしね)を観てからフロアへ降りる。

 客の入りは、7〜8割ってとこか。5年前の25周年の時の方が盛り上がってたな。

 で、いざライブスタート!

 いきなりの“The End”でうぉ〜っとなるも、あれ、客のノリがイマイチ。続く“Rising Rider Drive”、“Angel Trip & Lucifer Kiss”と立て続けの演奏もなかなかフロア全体が流れに乗れない感じ。

 何だか不思議な感覚でライブは進む。途中、JUNが体調が良くないと言っていきなり退場。まさか、まだ40分ぐらいしかやってないのに終了??!と不安がよぎるが、10分くらいして再び登場。まさに先の見えないライブ!

 そして“Justice”を演奏した後、唐突に終了。まだゲストのホッピー神山も出てないのに・・・と思っていたが、どうやら二部構成だった様子。二部のオープニングはドアーズのカバー”ハートに火をつけて”。続いて“Babylon, Break Out”、“Silly Games”とホッピー先輩のキーボード全開。ホッピーはここまでで、また4人に戻る。

 JUNは体調不良のわりに声は結構出ていたように思う。しかし、何かバンドのバランスを欠いた感がしたのは、ギターの内藤の不調のせいじゃないかな。とにかく間違えが多かった。上がりきらないチョーキングなど観てるコッチが不安になる感じで、曲にのめり込めなかったよ。そんな中、一人奮闘してたのがドラムの酒井愁だな。安定感ありまくりで、前任の大島のドラムがあまり好きじゃなかった俺には好感触。“Run Cindy Run”カッチョ良かったな〜。もっとバンド全体がカッチリしてきたらいいのにな〜と思った。

 なつかしの映像。



 これで年内ライブもおしまい。今年もあっという間だったな〜。来年も楽しい1年にしよう!!

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ロッキン・クリスマス!! [LIVE レヴュー]

 L'ULTIMO BACIO Anno 12
 “Rockin' Christmas2012”
 佐野元春&THE COYOTE BAND
 @恵比寿ガーデンホール(2012.12.18)

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 二日連続の恵比寿の夜!今夜は佐野元春&ザ・コヨーテバンドとのクリスマス・パーティだ!

 俺にとって国際フォーラム以来の元春、待ちわびてたぜ〜。

 第一部、黒のスーツで決めた元春。“アンジェリーナ”、“スターダスト・キッズ”、“ダウンタウンボーイ”と立て続けに元春クラッシックスの連打。左右にギターを従えて、自身もグレッチをかき鳴らす・・・まさにロッキン元春だ。

 コヨーテバンドとレコーディングしたアルバム『Coyote』からの曲をはさんで、「こないだの選挙の結果にはがっかりだよ!」のMCに続いた“国のための準備”。もちろん準備オーケーだぜ、戦うためのな。

 そして新曲2連発からの“ナポレオンフィッシュと泳ぐ日”。管楽器のフレーズを2台のギターが奏で合う、コヨーテバンドの本領発揮だね。

 休憩を挟んだ第二部は、真っ赤なシャツで登場。“ジュジュ”に続いて演奏されたのが“HEART BEAT”!長いMCでは、「ノスタルジーに浸るのは悪いことじゃない」と大人の観客に向けてのメッセージ。未来へ向けて重要なことなんだと。

 この第二部がめちゃめちゃ良かったのよ!“約束の橋”のアレンジもちょ〜カッコ良かったし、皆で歌った“SOMEDAY”も感動的。いつもより小さい会場だからか一体感も格別。

 「ロックンロールでぶっ飛びたいぜ」と元春。“悲しきレイディオ”もホーンなしとは思えない重厚感溢れる演奏でこっちもぶっ飛んだよ。

 アンコールでは、“クリスマスタイム・イン・ブルー”。サンタクロースをステージに上げてみんなで大合唱。

 ♪Tonight's gonna be alright!!〜

 素晴らしい夜をありがとう!ホントにいいライブだった。去年はチケットがとれなくて悔しい思いをしたので、今年は観ることができて大満足。来年もぜひ!



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80歳のギターと130歳のベース [LIVE レヴュー]

 L'ULTIMO BACIO Anno 12
 “Beautiful Notes”
 ORIGINAL LOVE, MY LIFE IS MY MESSAGE
 @恵比寿ガーデンホール(2012.12.17)

 師走の夜、普段めったに来ることのないオシャレなスポット、恵比寿ガーデンプレイスへ。恵比寿と言えば、リキッドルーム側ばっかりだからな〜。

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 このイベント「L'ULTIMO BACIO Anno 12」って昔、大沢誉志幸が出た時に観に来たことあったな。

 大人の夜の愉しみといった感じで、ワインを飲みながら開演を待つ。飲み物持って中に入れないのが残念だけど、それが大人の嗜みか・・・。

 オープニング・アクトは、上間彩乃。アコースティック・ギターを一人従えて堂々の歌いっぷり。“アメイジング・グレイス”を沖縄の方言で歌ったのが良かったな。

 続いては、HEATWAVEの山口洋、細海魚と矢井田瞳、バイオリンの岡村未央という4人のユニット、MY LIFE IS MY MESSAGE。震災以降、福島県南相馬を応援する活動から生まれたユニットだ。

 会場のあまりの静けさにのけぞるヒロシとヤイコ。みんな大人だからね、あまり騒がないんだよ。ヤイコの曲とHEATWAVEの曲、半々ぐらい演奏したかな。マイクなしで演った新曲?“MY LIFE IS MY MESSAGE”良かったね。とても楽しそうなセッションだったけれど、最後の“満月の夕”では、やはりウルッと来てしまった。

 トリは、ORIGINAL LOVEのアコースティックセット。実は、俺はオリジナル・ラブをほとんどというか全く聴いたことがない。なぜなら田舎者の俺がヘイトしていたいわゆる渋谷系!?ミュージックのくくりだったから(笑)。しかし今回、田島貴男の歌と演奏を聴いて、その考えを改めざるを得ない。めちゃめちゃロックやん。

 1937年製(多分)のドブロギター(正確にはリゾネーター・ギター)をかき鳴らしシャウトするその姿。1曲目は何語で歌ってるんかわからなかったけど、どうやら日本語だったようだ。横のバディ・ホリーちっくなギタリストもカッコ良かったわ。そのバディ・ホリーのカバーもやったし。

 80歳のギターというのは、田島氏が弾いてたドブロ。130歳のベースは、後ろで弾けまくってたウッドベースのこと(弾いてる人は若かった)。

 ちょっとオリジナル・ラブ聴いてみるか、と思った冬の夜だった。



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暗闇のBOOGIE!! [LIVE レヴュー]

 THE PRIVATES
 “BOOGIE RAMBLER TOUR 2012"
 @新宿red cloth(2012.12.2)

 前日の「俺たちの“ひとりde年忘れ”ナイト!2012」でも歌ったプライベーツ!久しぶりに観に行くワンマン!!ということでかなりワクワク。

 今回のツアーでは、懐かしい曲もいくつか演奏してたみたいなんで(VELVET KNIGHTとか、HIP SHAKEとか・・・)期待してたんだけど・・・何と病み上がりのノブちゃん「キーが高すぎる!」なんて言ってやんなかったわ(笑)。それでも俺の大好きな“I'm A Hog〜”やら“Drive All Night”やら定番はバッチリ決めてくれて満足な夜だった。

 こんなに鬼カッコいいバンドなのに、俺の周りのSION好きやGROOVERS好きの女達には今イチ響かないんだよな〜。

 ノブちゃんも言ってたけど「紅布」で演る“BOOGIE GO GO”は俺も大好きだ。曲のイントロへとつながるブルースになった瞬間に背筋がゾクっとするよ。俺も黄色い声で叫びたい!w

 アンコールで演奏した“FLASH BACK GREENY”も腰が砕けるほどカッチョ良かった!1988年『MONKEY PATROL』当時は、割とキーボード主体のファンク目?なアレンジでピンと来なかったけど、今回ギター2台とベース、ドラムでバリバリのロケンローになってて感動したよ。

 あまりに気分が良かったんで、Tシャツとエコバッグなんぞをゲット。

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 ♪右も左も真っ暗闇さ〜・・・♪



 シット・オン・ザ・ヒル!!

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